諦念

その兆しは
始めは緩やかに
そう、数年に一度の緩慢さで

やがてそれが
一年に一度になり
半年に一度になり
加速度を付けて足元を掬う

何時かは満足に歩けなくなる日が来ると
そう告げられた
そんなものかと思った

後どの位の時間が残されているのだろう?
考えても分からない
だから考えるのも止めた

それだけの事



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