目を逸らし忘れた振りをして
これが普通なのだと今は、まだ大丈夫なのだと自分に言い聞かせている
大地が撓んでも躯が不自然に揺さ振られても足元が覚束なくても
目を背け気付かぬ振りをして
異常は無いのだと今は、まだ大丈夫なのだと自分を欺き誤魔化している
何時の日かその時が来ると知っているそれが何時かは私にも分からないけれど
今は、ただ残された日々をやり過ごす何気ない素振りで何食わぬ顔で
何でも無いのだと今は、まだ大丈夫なのだと自分に信じ込ませている