緩やかに寄せては返る波の動き
陽光の残り香に蒼く染まる視界
微かな光を得ようとその為に己が姿を異形の物に変えて
穏やかに満ちては引く潮の流れ
打ち震える水に蒼が揺れる世界
水の重みを耐え忍びそれ故に優美な飾りも色彩も捨てて
密やかに零れては散る生の泡沫
深い深い海の底蒼の統べる異界
昏い闇に生れ落ちてそれでも、尚強かにその血脈を繋ぎ止めて…